絶景の雨晴海岸。世界でもあまり例のない、海の上に山々がそびえ立つ姿には心を洗われます。で、そのことに目を奪われがちですが、少し視点を変えて大きな目で見て頂ければもっとおもしろいことも。
 3000メートル級の山々が日本海に一気に「なだれ落ちる」ことも興味深いことのひとつです。そうすると断崖絶壁が海に迫り、超えるに超えられない難所になります。
 古来、親不知子不知の伝説で有名な断崖絶壁ですが、なだれ落ちた山はそのまま日本海の「あいがめ」と呼ばれる深海までなだらかに山すそのような形を描いています。
 わたしたちは、地上にある分を「山」と読んでますが。水中分の「山」を含めると優に6千メートルの山になります。水が干上がったら富士山どころではありませんね。
 もっともこれらの山脈も、新潟側から押してきた太平洋プレートが糸魚川のフォッサマグナ帯で地面を押したことによる盛りあがり。人工衛星から見ればじゅうたんのしわ程度にしかすぎません。大地はデカい。